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2025年10月7日更新

『歯ぎしり』予防でナイトガード使っているけど、なかなか慣れない。どうしたら良いの?

   

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

今回は、歯ぎしり(ブラキシズム)の分野から『ナイトガード』を考えます。

歯科医院で「歯ぎしり(ブラキシズム)」って言われて、「ナイトガード」作ったけど。。。なかなか寝つけません。。。毎日つけられない。。。

って方が少なからずいらっしゃいます。

「歯ぎしり(ブラキシズム)」がメディアに取り上げられることが多くなり、最近では様々な歯科の情報が取り上げられるようになり、『歯ぎしり(ブラキシズム)』について理解されている患者様も少しずつ増えているように思います。

咀嚼によって上下の歯が接触する時間は、極めて短いのです。

これに対して最も強力な咬合力をを発揮するのは、睡眠時の『歯ぎしり(ブラキシズム)』です。あらゆる口腔疾患の原因は、『歯ぎしり(ブラキシズム)』の考慮なしには説明できないものです。

『歯ぎしり(ブラキシズム)』は、無意識の中での生体反応ですので、私たちにできることは、その無意識の反応から抵抗することしかできません。

そこで、上の歯列に『ナイトガード』というカバーを装着して就寝します。『歯ぎしり(ブラキシズム)』からの歯にかかる負担を軽減します。

以下の写真は、『ナイトガード』の使用前と1年使用したものです。image

1年使用すると穴が空くほどに奥歯に傷が大きくついています。『ナイトガード』なしに『歯ぎしり(ブラキシズム)』によって就寝時に歯と歯が接触することを考えるとこれだけの大きな力がかかり、歯に過大な負担がかかっていることがわかります。

大切なのは、『歯ぎしり(ブラキシズム)』をコントロールすることです。『ナイトガード』で大切な『歯』を保護したいですね。しかし、患者さんの一部には、なかなか慣れることができずに『ナイトガード』の装着ができず離脱してします方もいらっしゃいます。お口の中に異物が入るわけですから違和感がありなかなか慣れないのも当然かと思います。

少しずつ慣れるように、就寝前の意識下での1時間の装着から始めてみる。それから就寝時にも使い出してみる。基本は毎日の装着が必要ですが、慣れるためには少しずつ順応できるように少しずつでも継続してほしいですね。そして、慣れることができて、毎日の装着が可能になった時には、『ナイトガード』の表面の傷を見てその効果を実感できると継続できると思います。

髪の毛1本でも違和感を感じる口腔内ですから、『ナイトガード』を受け入れることの難しい方もいらっしゃいます。歯を保護するためには、お勧めしたい装置です。

詳しくは、以下をご参照下さい。

『歯ぎしり(ブラキシズム)』: https://www.akira-dental.com/bruxism/


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