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2014年9月19日更新

フェルールの確保、土台の安定には、『歯冠長延長術 Crown lengthning operation』のテクニックが必要な場合があります。

      2017/09/15

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

今回は、被せ物(補綴物)・歯周外科の分野から『歯冠長延長術(Crown lengthning operation)』を考えます。

前回の診療ブログで『フェルールの確保の重要性』をお伝えしましたが、『フェルール』を獲得するための1つの手技に『歯冠長延長術(Crown lengthning operation)』があります。

歯肉を開き、骨レベルを数ミリ下げることで『フェルール』を獲得することができます。しかし、全てのケースに対応できるわけではありません。歯根の長さや残存する骨レベルによって左右されます。

以下のケースでは、『歯冠長延長術(Crown lengthning operation)』をすることで安定的な被せ物(補綴物)を入れることができました。imageimage

しかし、この術式を選択せず、歯肉のレベルを調整すること無く汚染部分を除去するだけでは、最終的な被せ物(補綴物)の型採りの精度が落ちたり、土台の縁が歯肉より下に位置して炎症を引き起こし易くなります。そして、脱落や破折につながる可能性が高くなります。

安定的に被せ物(補綴物)と歯を維持するためには、必要な手術方法であると考えます。

※『フェルール』: 神経を抜いた歯(失活歯)に被せ物を装着する際に、被せ物の縁よりも上に健康な歯牙部分が存在することです。

詳しくは、診療ブログ: 【被せ物の安定には、『フェルールの確保』が重要です。】をご参照下さい。

 


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