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2021年2月24日更新

お口ポカン(開口)は、自然治癒が難しい現代の新たな疾病です。

   

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

今回は、

『お口ポカン』が新たな現代病と問題視されている。それがもたらす体への影響。

について考えます。

『お子さんのお口はポカンと開いていませんか?』

新潟大学などの研究チームは、

日本人の子どもの3割で、日常的に口が開いている、いわゆる『お口ポカン』の症状が見られることがわかったと発表しました。 小児歯科医院を受診する3歳から12歳のおよそ3,400人を対象として、その保護者にアンケートを実施したところ、子どもの30.7%が、お口ポカンを示していたということで、研究チームは、『お口ポカンは現代の新たな疾病だ』と指摘しています。 また、『お口ポカン』は、歯並びの悪さや、アレルギー性鼻炎などとも関連がみられるとしています。 さらに、『お口ポカン』の症状を示す子どもの割合は、年齢とともに増加する傾向があることもわかったということで、研究チームは、「子どもの『お口ポカン』は、成長期において自然治癒が難しい疾病であると考えられる」としています。 新潟⼤学 ⿑藤⼀誠准教授 「最近であれば、マスクをしている状況というのが、呼吸がしにくくなっていて、口呼吸を誘発してしまっている、口がポカンとしている状況が長期間継続していることも十分考えられる。」 「(お口ぽかんは)歯並びとの絡みもあるので、年齢が高くなってしまうと、歯列の歪みが大きくなってしまうので、いかに幼い頃に『口ポカン』を防げるかと言ったところをもっと突き詰めたい。」 「まだまだ治療法が具体的に明確になってないところも一部にはあるが、口をトレーニングする対応とか、原因を改善していくといった試みを今やっているところです。」

とあります。

『お口ポカン』『口呼吸』の方によく見られる状態は、習慣的に口唇を閉じることができないので、『お口ポカン』と空いているところから見える歯の部分に着色が生じていることが多くあります。それが、1つの危険信号です。

その結果、厚みのある唇となります。お口周りの筋肉の緩み(口輪筋の緩み)が原因です。『口腔乾燥』の状態になり、乾燥した時期には口唇のひび割れが生じやすくなります。

そして、『お口ポカン』のままで、口唇の閉鎖ができず過ごしていると、歯肉炎や初期むし歯がみられてくることがあります。特に直接的にさらされている前歯への影響が大きいです。

噛み合わせ、歯並びにも影響し、歯列の乱れを生じます。

舌の位置にも大きく影響し、舌の機能が悪くなります。口唇と舌の筋肉のバランスが悪くなり、歯並びを整える機能が失われ、『出っ歯』(上顎前突)となることがあります。

また、長期的に『お口ポカン』『口呼吸』をそのままやり過ごしてしまうと『鼻の機能低下』や『のどの炎症疾患』を引き起こす原因となります!

『お口ポカン』『口呼吸』をそのままやり過ごさずに、早い段階での対応が大切です。お口周りの筋肉を鍛える必要があります。

日頃から『お口を閉じる』『鼻呼吸』をする意識やをもって生活しましょう!

『お口ポカン』に気づいたら、

①『お口を閉じる習慣を身につける』

②『鼻呼吸を意識して生活する』

③『前歯をしっかり使う食事をする』

これがとっても大切なことですね。乳幼児期からの食習慣やお口周りの習癖(指しゃぶりなど)起こってしまったきっかけを見つけ出すことが大切です。

『お口ポカンと開いていませんか?口呼吸は危険信号です。』


あきら歯科

〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
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