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2014年9月7日更新

下顎の親知らずの抜歯時には、神経の走行に注意が必要です。CT検査で多くの情報が得られます。

      2017/09/15

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

今回は口腔外科の分野から親知らずと神経の走行(下歯槽神経)について考えます。

下顎の親知らずを抜歯する際に、注意しなければならないことは、親知らずの根に近いところに走行している『下歯槽神経』との位置関係の把握が大切です。その『下歯槽神経』が親知らずの根に近すぎていたり、接触していると、抜歯の衝撃(抜歯器具により損傷をきたすことはほぼありません。元々親知らずの歯根が神経に近いため、抜歯の際に歯根が揺れて神経に触れることがあります。)で神経が刺激され神経麻痺が出現することがあります。下歯槽神経は感覚神経なので、顔が歪んだりすることはないですが、歯肉や唇、アゴの皮膚の感覚が麻痺や知覚鈍麻を起こしてしまうことがあります。

以下のような2次元のパノラマレントゲン写真検査では、おおよその把握はできるものの神経が親知らずと接触しているのか?接触していないのか?などの3次元で立体的把握をすることができません。image

そこで活躍するのは、3次元で立体的把握が可能な3DCT検査です。

抜歯手術前にCT撮影を行います。以下のように、あらゆる角度から3次元で立体的把握できます。image

下歯槽神経と親知らずが接していて、抜歯することで神経の露出や麻痺が生じる危険性があることが想定されます。抜歯には十分な注意が必要なケースです。隣在歯(手前の歯)への影響や親知らずを『保存することのリスク』と『抜歯するリスク』をよく検討する必要があります。

2次元のパノラマレントゲン写真検査では、残念ながら詳細に把握することは困難と考えます。

親知らずの抜歯は、『手術』です。

『手術』の精度を上げるためには、『精度の高い地図(多くの情報)』が必要です。

私達術者にとっては、3DCTは『多くの情報を与えてくれる“地図”』であり、重要な診断ツールです。

詳しくは、以下をご参照ください。

【歯科用CT】: https://www.akira-dental.com/ct

【親知らず】: https://www.akira-dental.com/wisdom

 


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