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 京王線柴崎駅南口改札正面   駐車場完備

2018年11月13日更新

離乳食開始時に何を食べさせるか?それも勿論大切だけど。。。何のために、どのように食べさせるかを考えることが重要です。

   

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

今回は、

『離乳食開始時の食事で注意すること・大切なこと』について考えます。

『離乳食』を開始することには、次のような必要性や役割があります。

・母乳やミルクだけで不足する栄養を補う。
・咀嚼(食べ物を噛み砕くこと)や消化機能の発達を促進する。
・食習慣の基礎を作る。
・精神発達を促進する。

離乳食は、栄養だけを補うものではありません。

ここで注目すべきは、

『命の入り口』であるお口の健康の基礎づくりが歯や顎の成長を促進し、全身の健康に関わる役割を担っています。

『とにかく栄養を与えないといけないからと。。。ドロドロの食材をお口の中にスプーンで放り込む。。。』

そんな光景を目にすることが多くあります。

日々の忙しいお母さんからすると栄養を入れることで精一杯、「何を食べさせるか?」の方が気になり、食べさせることにも一苦労なんてこともあるかと思います。

『何を食べさせるか』も大切ですが、

それと同じくらいこの時期には、『どのように食べさせるか』がとても大切なことです。

離乳食開始時の0~1歳前(無歯期:歯がない時期):

「スプーンを口の中に入れない」ようにします。

スプーンをお口の手前に水平に差し出して、子どもが自ら自分の口を持って来るのを待つことでお口の機能を活性化させます。

スプーンをお口の手前に差し出したとき、まだ歯のない時期には、舌の動きもまだ不十分なため、上唇で食べ物を取り入れようとします。そして下唇と合わせて食べ物を取り込みます。

この「上唇で食べ物を取り込む」という姿勢・感覚を、まだ歯が生えていない時期に自然とトレーニングしていく必要があると考えます。

無歯期である後半の生後10ヶ月前後頃には、舌で上あごに押しつぶせる硬さ程度の食べ物を与え、上顎の前方を刺激し、舌の機能を向上することができます。その結果、上顎の上にある鼻や前頭部を発育させることにつながります。

『どのように食べさせるか』

生涯の歯並びを含む口腔機能は、3歳までの過ごし方が大きく影響すると考えます。

『どのように食べるか?どのように食べさせるか?』は『命の入り口』であるお口のトレーニングのスタート地点です。

正しい食べさせ方を取り入れて、離乳食のあり方を考えて頂ければと思います。


あきら歯科

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